オートフィルタは規則正しく並んでいるデータの場合、非常に役に立つ機能です。
しかしこの機能には知っていないと間違いをしかねない仕様があります。
そしてそれはデータの量(行数)が多いときにこの問題が発生します。
試しにデータを下記の画像のように作ってみました。
■例1:オートフィルタを設定したところ:見出し部分

■例2:オートフィルタを設定したところ:末尾部分

【解説】
この例では1000件のデータの表を作りました。この状態では特に大きな問題はありません。
試しにNoが995以上のデータを抽出します。
■例3:オートフィルタのフィルタオプションで「995以上」を選択し、実行


では、セルA列の「No」をドロップダウンで見ると以下のようになっています。

では1000件のデータに1件だけ追加し、1001件目を作ります。
分かりやすくするためにフォントの色を赤くします。

さてこの状態でオートフィルタのNoのドロップダウンリストをもう一度見ます

どうでしょうか。するとドロップダウンリストには1000までしか表示されていません。
これがポイントです。つまりリストに表示できる件数は1000件までです。従い1001件以上は表示されません。
ここでは分かりやすく伝えるためにNoという連番の値で示しましたが、実際には数値ではないフィルタリングもよくあります。またExcelにはAccessのようなグルーピング表示できる機能が弱いため、このドロップダウンリストを借用しデータの有無を確認することもよくあります。このとき
「あれ、入れたはずのデータがドロップダウンリストにないぞ。消しちゃったか?」
などと勘違いすることになりかねません。
この点を踏まえていれば仕様であることが分かり、違う方法で「見えなくなったデータ」を探すことができます。
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入力代行作業でも良く使うExcelですが、入力会社によってスキルの差が激しいと言われます。
機能を知っていることと実務でそれらを使えることは別物です。
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