Excelのスキルはどれくらい?

Excelのスキルを知り、効率的に向上させたい

自分自身のExcelのスキルチェックは、一般的には民間で行っている資格試験や、ネットでできる無料診断テストなどがあり、そこで自己のスキルを客観的に判断できます。

資格を取るためにExcelを勉強するというのは、一つのやり方ですね。

後述しますが、Excelのスキルと言っても色々な目線があります。そのため、Excelのスキルという「大きな括りより」も実際は、スキルの見方が異なる、あるいは見方を変えて考えた方がよいところもあると思います。

なお、当ページでいうExcelスキルは、仕事面からのExcelスキルを指しています。
プライベートでもExcelのスキルに大きな違いはないとは思いますが、当ページ(当サイト)の根底・前提にあるのは「仕事で使う」Excelです。

※当初のページ記載からかなりの時間が立ちました。さらに色々なことにも気づき内容を改修しています。

Excelのスキルは人によって違う

Excelスキルのいろいろ

冒頭でお話したように、Excelのスキルというのは、一律に推し量ることが案外難しく思います。

それはExcelというソフトが実に多彩な機能を持っているからですね。

・例えば、Excelでチラシを作る作業ならば、「Excelの図形(のスキル)」がメインになるかもしれません。

・例えば、作成したデータの検証、値の確認がメインならば、「関数(のスキル)」が主体の作業かもしれません。

・例えば、業務の進捗管理がメインの作業ならば、「進捗の度合いをビジュアル、グラフ化など(のスキル)」するような作業が主体になるかもしれません。

Excelのスキルには色々ある

このようなこと含めて、「Excel全体のスキル底上げ」を狙うことも、もちろんありだと思います。

「自分に合う部分」でのExcelのスキルをアップさせる

繰り返しますが、「Excelを使ってできる作業」とは、非常に幅広です。
さらには外面は同じ作業に見えても、細かい部分まで踏み込むと実際に求められるExcelスキルが異なるケースもあります。

体系だっておりませんが、このような目線でいくつかおおまかに分類できそうなところとしては、

  • 入力と書式設定
  • データ加工(作成)と関数
  • データ加工(作成)とグラフ
  • データ加工(作成)とピボット
  • 図形とレイアウト・デザイン(印刷)
  • マクロ、VBA

※これは、実体験からくる分類です。Excel操作全体、あるいは資格の内容から見ると、分類にはその他にも色々あると思います。

上記での関数、グラフやピボットは、「データがすでに揃っている状態」からスタートするとは考えにくくです。
ということは、データを入力、加工するスキルもセットで見たほうがよいと思います。
このような分類を考えると、例えば関数だけできると言っても十分ではなく、「自身に見合う、見合いそうなスキル」を効果的に向上させる考え方もありだと思います。

ただし、Excelのスキルを考えるとキリがない・・!?

仕事のExcel、すなわち実務レベルでのExcelという部分では、これもまた単純にExcelの「〇〇ができるスキル」という部分だけでは測れないところもあると思います。

  • 考えながら行うExcel作業
  • Excel作業の効率化を求める作業
  • 定型的な業務を行うExcel作業

このような視点では、求められるスキルというのが、「Excelスキル+α」である点ですね。

実務では「Excelで〇〇ができる」というスキルが、求められている業務に生かせるのか、この点も必要に思います。

このようなこと考えるとキリがないのですが、みなさんのExcelのスキルを考える際の参考になれば幸いです。

弊社の考えるExcelスキル(再考版)

かなり以前に考案したものを、現在の知見を含めて作り変えています。

なお、内容については、「データ加工(全般)」関連に特化したイメージです。
レベル的には低から始まり、徐々に高くなっています。

あくまでも個人的な考えですが、「関数の利用3」までくると、いろいろな業務でもそれなりにキャッチアップできるのではないかと思います。











概要
傾向&目安

入力と書式
セルに文字や数値の入力ができる。値を入力しているセルの書式を変更する事ができる。

表の作成
紙ベースで作成された表などを見ながら、罫線なども含めて、同じ形の表を作ることができる。計算が必要なセルは手入力である。

関数の利用1
表の中で合計、平均、消費税などのセルに対して関数または数式を使うことができる。

関数の利用2
四則計算ではない関数(VLOOKUP、IFなど)を表に入れて作成することができる。また関数のコピーが簡単にできやすいように「絶対参照」の入力ができる。

関数の利用3
指示がなくとも表の内容を見て、必要な関数が何かが分かり、それらの関数を適切に入力することができる。

データとしての利用
新規で表を作成する時に、ピボットテーブル、関数・数式がコピーしやすい形、オートフィルタ、グラフなどが使いやすい形などを意識した表を作成することができる。

Excelのスキルと関連性が高いところで、「ショートカットキー」という操作方法があります。
その「Excelショートカットを使う作業の速度を計測するツール」を開発しました。

あなたは作業速い?計測ツールからショートカットを説明

表の作成時間を測るツールです。興味有る方は、ご自身の作業の時間を計測してみてください。

以上、みなさんの参考になれば幸いです。


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